粗大ゴミを処分するには自治体か不用品回収業者のサービスを使う
小型の電化製品も含め、一般ゴミとして処分されるものの中には、無料で処分できるものもあります。ただ、いわゆる家電リサイクル法に相当するベッドや家具などの大型の粗大ゴミは、回収できないケースがあるのです。今回は、自治体が独自に行っている粗大ゴミ回収サービスと、一般の粗大ゴミ回収業者が行うサービスの違いについてみていきます。
両者の主な違い
自治体が行う粗大ゴミ回収サービスは、エリアによりルールの違いが多少あります。ただ、あらかじめ回収してほしい粗大ゴミの種類、数などを役所に報告してから、指定された料金分のチケットを購入し、回収してもらいたい粗大ゴミに貼るという流れは変わりません。ちなみに、役所に申し込んでから回収してもらうまでの期間は、約2、3週間ほど、自宅付近の回収場所を指定され、その場所まで自身で運び出す必要があります。料金が安い反面、当日朝の8時前に粗大ゴミを出すことを禁じていたり、大きさ、重さに制限がかかる場合もあります。
一方、一般の不用品回収業者の場合、粗大ゴミを回収するだけではなく、業者によってはハウスクリーニングなどの付加サービスに対応可能です。壊れたバイクや軽自動車まで回収してくれる業者もあります。不用品回収業者を利用するメリットは、何と言ってもその迅速さでしょう。応対の早さは業者により若干異なりますが、ほとんどが1日か2日で対応可能です。また、基本、どんなものでも回収してくれることに加え、自宅まで粗大ゴミを取りにきてくれます。それに、粗大ゴミの量によっては、自治体のサービスより安価になるケースもあるでしょう。
賢く粗大ゴミを処分する
時間的に余裕があれば、比較的安くすむ自治体の回収サービスを利用するとお得です。ただ、粗大ゴミが多くある、家電品などの不用品もあり、すぐに回収してほしいということであれば、民間の不用品回収業者に依頼すると確実です。民間には多くの業者があるので、事前にしっかりリサーチして、相場などを把握しておくとよいでしょう。